VHS(Volkshochschule)にいってるよー のはじまり

さてドイツ生活。

なんと言っても欠かせないもの、それは

語」!

あったりまえなんスけどね~。

英語すらまともに喋れないもんで・・・私にとってドイツ語は初めてきちんと学んでいる外国語です。

ベルリンでは英語だけでも暮らしていけるんじゃないかって、よく掲示板で議論されてたりしますが、今私が現地で語学学校に通って思うことは、英語が喋れるのは「第一条件」って感じです。

現地の語学学校では、当然ベルリッツ方式で学習する対象の言葉そのもので学習します。つまり最初ッからドイツ語でドイツ語を勉強するわけです。赤ん坊が訳も分らず学んでいくのと同じ方式。

しかし、さすがにこれから学ぶ言葉だけで素早い理解は得られないので、先生たちも補助的に他の言葉を使います。それが英語。

その次がスペイン語でロシア語、ポルトガル語、イタリア語・・・と先生の力量によってまちまちみたいですが、

今のところ日本語が補助できる先生にはお目にかかったことがなく・・・私立の学校にはいるみたいですけどね。

また、クラスメイトは非常に国際色豊かではありますが、

基本的にはヨーロッパ人種です。彼らは英語が非常に達者で、たまにアジア人がいても

やっぱり「英語ならできるんだけどね~」って感じで、ここドイツ現地でもドイツ語は「第2外国語」状態なわけです。

もっとも、地域差もあるらしく。

今住んでいる地区にはあまりトルコ移民が住んでいません。聞くところによれば、トルコ移民の多く住んでいる地区では英語も話せないし、ドイツ語もアルファベートから始めるような感じの生徒が多いそうです。それはそれで、休憩時間がトルコ語以外通用しそうもなくて寂しそうな気がします・・・

で、今通っているのが始めての語学学校なのですが

これはドイツ全土にある公立の学校「Volkshochschule」(ふぉるくすほっほしゅーれ)というところ。市民大学って感じでしょうか?

税金が投入されているお陰で、外国人の為のドイツ語集中コースは60時間分の授業が110euroで受けられてしまうという素晴しいシステム。

しかし私立の学校に比べると席が少なく、初級クラスの開始時期も年に2回ぐらいなのでタイミングが合わないとなかなか始められない。

だけど値段は魅力的~という訳で、私の場合ドイツへ渡ってからほぼ1年経ってからのスタートでした。

制作者近影

制作者 : 樋口 美徳(ひぐち みのり)
Webデザイナー・グラフィックデザイナー・イラストレーター
美大卒業後インターネット黎明期に独学でWebサイト制作を学び、1999年より日本の会社でデザイナーとして2008年まで勤務。勤務中2007年にドイツ・ベルリンへ移住し、以後フリーランスとして働いています。
夫と長女(大学生)、長男(高専生)の日本人4人家族でドイツ生活絶賛サバイバル中です。

制作者の紹介へ制作実績へお問い合わせ